ドッグショー

ドッグショーは私もドゥルガーも初体験。
ベビークラスから出場させたかったので、生後４ヶ月からショーマナーを覚えるため修行。
修行といっても信頼のおけるブリーダーさんにお願いするのと、短期間なので差ほど心配はナイのだが、
しばし蕭条たる思いで過ごします。(ﾉД`)ｼｸｼｸ
期間は１ヶ月程度。この間全く会えないわけではなく面会にはマメに通ったC= C= C= (((（（（（∧｀´）∧
ブリーダーさんからの電話も頻繁だったので安心（*´∀｀*）

スタンダードシュナウザーは頭が良いので覚えは早いらしい・・。φ(．． )ﾒﾓﾒﾓ…

そして…
ベビークラスでの出場の時、ドゥルガーは「ベビー」とは思えない程リッパで、感銘を受け涙だった｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡
そしてかっこよかった♪((（*´∀｀）八（´∀｀*）))♪

ショー会場は沢山の犬＆人で、匂いに敏感な犬が、リンク内でハンドリングに集中する事は大変らしい・・。
大儀そうだったらやめようと思っていたが、思いの他楽しい様子で、ショーの時は普段より気取っているドゥルガー*:.｡☆..｡.(´∀`人)


■□■　ここから下は私なりに分かりやすくドッグショーについてまとめてみました　■□■



ではまず〜〜〜〜( ´艸｀)



ドッグショーとは…


純血種の犬質の向上と、犬種の繁殖の指針・発展に寄与する為その犬種のスタンダード（犬種標準）を元に比較審査する犬の展覧会の事。


ドッグショーは一般に1859年にイギリスのニューカッスルで開かれたのが始まりと言われている。
以後、鉄道などの輸送網の発達によって地域的スケールから全国スケールへと拡大されルールが不徹底なためトラブルが続出…
そこでドッグショーの管理、法的規制を含めたルール作りを目的とした機関「ケネルクラブ」が1873年に創立されケネルクラブの管理下全国規模のドッグショーが開催されるに至る。



φ(．． )ﾅﾙﾎﾄﾞ…



ドッグショーとブリーダーの関係


ドッグショーは基本的には犬種の理想とされるスタンダードをもとに比較審査する「品評会」で、
イギリスのクラフト展、アメリカのウェストミンスター展は今日の犬種の発展に大きな影響を与えていることは世界中の愛犬家が認めている。
犬種のスタンダードは、長い年月をかけてブリーダーの手によって犬種それぞれの特徴・体形・性格・被毛・毛色など、その犬種の理想像（スタンダード）が作り出された。
ブリーダーはこのスタンダードを基本に考え、より理想の犬に自分の犬を近づけるために惜しみなく時間と労力をかけ、情熱を燃やしながら繁殖を繰り返し、
ドッグショーをその成果を評価してもらう場として犬質の向上を目指してきた。
ブリーダーとドッグショーの関係は多くのブリーダーがドッグショーを盛んにし、ドッグショーによって良いブリーダーが育てられ評価されると言っても過言ではない。




目指せチャンピオ〜ン　ヾ(^^ゞ))..( シ^^)ツ ﾌﾚｰﾌﾚｰ




ドッグショーの種類


アジアインターナショナル
（本部展覧会）		 世界三大ドッグショーの一つ（他イギリスのクラフト展・アメリカのウェストミンスター展）
本部JKCが主催のFCIアジアインターナショナルショーが併せて行われるドッグショー
FCIインターナショナルショー
（インター展）		 日本を12ブロックに分けて各地域で年１回開催（約700頭〜1000頭）
ＦＣＩが定めたブロック評議会が主催の地域別にクラブ連合会で組織されているドッグショー
クラブ連合会展
（クラブ展）		 ＦＣＩが定めたクラブ連合会が主催の都道府県を単位として組織されてるドッグショー
クラブ地区連合会展 ＦＣＩが定めたクラブ地区連合会が主催の地区を単位として組織されてるドッグショー
犬種部会展 ＦＣＩが定めた本部または犬種部会が主催の犬種別で組織されてるドッグショー
全犬種クラブ展 ＦＣＩが定めた全犬種クラブが主催のドッグショー
犬種群クラブ展 ＦＣＩが定めた犬種群クラブが主催するグループドッグショー
単犬種クラブ展
（単独展）		 ＦＣＩが定めた単犬種クラブが主催するスペシャリティードッグショー



ドッグショー審査のポイント


タイプ 犬種に特有な特色があらわれているかどうか、アウトライン、体型、性質チェック
クオリティー 特有な特色が、より充実して洗練されているか、本来の特色が一層魅力的に見えるかチェック
バランス 魅力的な各部のポイントが、全体に調和されているかチェック
サウンドネス 骨格や筋肉の状態と、歯の噛み合わせチェック
コンディション 健康状態や精神状態が落ち着いているかチェック
キャラクター 他の犬とともに歩く時でも、光輝くものがあり、マナーが良いかチェック



年齢によるクラス分け
　　　　　　　
ベビー部門 ４ヶ月〜　６ヶ月
パピー部門 ６ヶ月〜　９ヶ月
ジュニア部門 ９ヶ月〜１５ヶ月
ヤングアダルト部門 １５ヶ月〜２４ヶ月
アダルト部門 ２年〜
チャンピオン部門（ＣＨタイトル取得犬）


審査の流れ


始めに同じクラスの何頭かと一緒にリンクを一周する。

個体審査

まず、ジャッジはサイドから全体のバランスと構成を見る。
次に前躯の審査。歯の噛み合わせから「頭部」「ネック」「前胸前脚部」そしてサイドに回ってネックラインから「中躯」「後躯」「後脚」「尾」を見る。

歩様審査

アップダウン 真っ直ぐ進みある程度の箇所でＵターンしてジャッジの元に戻る
トライアングル 指示された方向に真っ直ぐ進み左に９０度曲がって暫く進み左に曲がってジャッジの元に戻る


ドッグショーの出陳条件

ＦＣＩ公認の犬種である事
ＪＫＣ会員所有の登録犬である事
ハンドラーはクラブ会員とその家族である事
去勢・避妊手術をしていない事
外国チャンピオン及びインターナショナルチャンピオンは、
本部展、アジアＳ犬展、ＦＣＩ展、クラブ　　連合会展、ＳＴ連合会展、犬種部会展のみ出陳可能





審査はトーナメント方式


審査はトーナメント方式で行われ、最初にそれぞれ同じ犬種の中から、♂♀一頭ずつのBOB(Best Of Breed)を選出。
次にこのBOBを獲得した犬の中から♂♀一頭ずつ各グループの一席にあたるBIG(Best In Group)を選出。
このBIGを獲得した犬の中から♂の総合一席にあたるKINGと♀の総合一席のQUEENを選び
KINGとQUEENのどちらかがそのドッグショーの最高栄誉であるBIS(Best In Show)に輝く♪~~(('▽')('▽'))~~♪


BOB戦

同じブリード(犬種)ごとの審査
まず始めに月齢によって、ジュニア・ヤングアダルト・アダルトのクラスに分け勝ち抜き戦で、ウィナーズが決まる。
ウィナーズがチャンピオンクラスと一緒に審査を受け、「ベスト　オブ　ブリード」（ＢＯＢ＝ビーオービー）（犬種の１位）が決まる。

グループ選出

各犬種のＢＯＢが一同に集合する（クラブ展ではグループ選が無い）
その中から13頭のエクセレント・グループ（ＥＸＧ）が選出され「入賞」という事になる。（ベビークラス・パピークラスは８頭）

♂の場合…更にその中からまず３頭が選ばれ審査の結果、１頭のキングが決定。残りの２頭はリザーブ・キングとなる。
♀も同じように審査しクィーンが決まった所で最後にキングとクィーンの一騎打ちで、そのドッグショーの最高栄誉であるベスト・イン・ショー（ＢＩＳ）が決定。

まだチャンピオンシップには関係のないベビーとパピークラスの犬は、
それぞれのクラスの中でベビー・ベスト・イン・ショー（ＢＢＩＳ）、パピー・ベスト・イン・ショー（ＰＢＩＳ）を決める。

グループ犬種
第1グループ シープドッグ＆キャトルドッグ
（コリー、シェルティ、シェパード他）		 シープドッグは牧羊犬、キャトルドッグは牛追い犬を祖先に持つ犬達、
人間の手足となって羊の群れを誘導したり、
牛や豚を町から町へと移動する時に群れを監視するのが仕事。
第2グループ ピンシャー、シュナウザー、モロシアンタイプ
（ボクサー、ドーベルマン、バーニーズ他）		 ピンシャーやシュナウザーはドイツ生まれの犬達。
モロシアンタイプは古代ローマ時代の軍用犬の血を引いている。
家畜の警備に活躍。
第3グループ テリア
（エアディール、ケアーン、ヨーキー他）		 狐やアナグマなどの小さめの害獣を土の中の巣穴まで追い詰め、
勇敢に戦う猟犬を祖先に持つグループ。
殆どがイギリスで生まれ体の小さい犬種が多く室内犬的な愛らしい外観。
第4グループ ダックスフンド
（スタンダード、ミニチュア、カニンヘン(ロング、スムース、ワイヤー）		 ダックスはドイツ語で穴熊、フンドとは獣猟犬（ハウンド）の意味、
穴熊やアライグマの巣穴まで潜り込めるようにと短足に作られた。
第5グループ スピッツ＆プリミティブ
（ハスキー、ポメラニアン他、日本テリア以外の日本犬）		 スピッツとはドイツ語で「とがったもの」を意味し、
このグループに属する犬種は共通して、
とがった口先と立ち耳、巻き尾等を持って印す。
第6グループ セント・ハウンド
（ビーグル、バセット、ハリア他）		 鋭い嗅覚を武器とする獣猟犬。
地面に鼻をつけ、獲物の匂いや流した血の匂いを嗅ぎ分けながら、
執拗に獲物を追い詰める。
第7グループ ポインティング・ドッグ
（セター、ポインター、ワイマラナー他）		 獣猟犬に対して鳥猟犬（ガンドッグ）と呼ばれている。
鳥を発見し、その位置をハンターの教える動作によって主に
ポインターとセターに分かれる。
第8グループ レトリーバー、フラッシング＆ウォータードッグ
（A,Eコッカー、スプリンガー、ゴールデン、ラブラドール他)		 ハンターが狩猟する時に重要な役目をする犬達のグループ。
隠れている鳥を追い立てるフラッシング・ドッグや打ち落とした獲物を回収する
レトリーバー、鴨等の水鳥の狩猟を専門とするウォーター・ドッグに分かれている。
第9グループ コンパニオン＆トイ
（パピヨン、チワワ、ボストンテリア他）		 遠いルーツをたどれば猟犬や作業犬だった犬種もいるが、
体が小さく愛らしい容姿をもつ犬達のグループ。
人間のペットとして愛された犬達。
第10グループ サイト・ハウンド
（アフガン、ボルゾイ、サルーキ、イタグレ他）		 鋭い嗅覚とすばらしいスピードで獲物を追い詰める獣猟犬のグループ。
空気抵抗を極力少なくするように作られた厚みのない
引き締まった体や風のような疾走力を可能にする骨格を持ち
典雅で神秘的な古代の猟犬の面影を色濃く残している。
第11グループ 日本犬
（秋田、柴、甲斐他）※連合会展のみのグループ		 日本原産の犬のグループ



単独システム

連合展やインターなどの大きなドッグショーで、一つの犬種が４０頭を超えた場合、「単独システム」が採用されその犬種だけ別に扱い審査が行われる。

単独システムでは、それぞれの年齢別クラスに、自家繁殖クラスが追加される（ジュニアならば「自家繁殖ジュニア」と「ジュニア」の２つに分かれる）
「自家繁殖クラス」ブリーダーが名義変更していない自分の繁殖犬を出陳する場合はこのクラスになる。
各クラスで３頭以上いれば、１席にＣＣ（ＭＣＣ）カードが与えられる。
２頭以下の場合は、チャンピオン下で競い、１席のウィナーズ（WD）か、２席のリザーブ・ウィナーズ（R.WD）になればＣＣ（ＭＣＣ）カードが与えられる。



JKC.CHになる為のＣＣカード（Challenge Cartificate)


交付対象の入賞と与えられるロゼット名 全 単シ 単展
EX　（クラスに３頭以上の出陳がある場合の一席） × ○ ○
RWD・RWB　（ウイナーズ審査までに３頭以上の出陳がある場合） × ○ ○
WD・WB　（ウイナーズ審査までに３頭以上の出陳がある場合） ○ ○ ○
BOB　（ブリード審査までに３頭以上の出陳がある場合） ○ ○ ○
EXG　（当該犬がCHでない場合） ○ ○ ー
（全：全犬種展・単：単独システム犬種・単展：単犬種展）

上記の通り入賞の場合にCCカードが付与（○印）される。

JKC（ジャパンケンネルクラブ）が発行するチャンピオンになるためのカードを集める。

ＣＣカードとは「チャンピオンチャレンジサーティフィケート」の事。　　

カードが４枚でチャンピオンタイトルが獲得出来るがそのうちの一枚はＭＣＣ（MAJOR　CHALLENGE　CERTICATE）通称メジャーカードでなくてはならない。
基本的にはクラブ展でCC、クラブ展以外でMCCが獲得出来る。出陳予定頭数４００頭以上のクラブ展ではMCCが獲得出来る。
取得期間は最初のカード習得した時から４年間。カードはそれぞれ異なる審査員から取得したものでなくてはならない。



カードが揃ったら「ＪＫＣチャンピオ〜ン」ではなく、ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ



「登録家庭犬訓練試験初級」（ＣＤ１）に合格しなければならない；　　ｶﾞﾝ(　ﾟдﾟ)ｶﾞﾚ



最後に「ＤＮＡ登録」をしてなんだかんだ手続き終了後めでたく「チャンピオン完成」…となる。　





ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ ＼（*´∀｀*）／ ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ




そしてそして…更にＪＫＣチャンピオンの上のクラスもあるんですょ；　　ｹﾞｯ(　ﾟДﾟ)ﾏｼﾞﾃﾞｽｶｨ!!








FCI International Beauty Champion＝ＩＮＴ・ＣＨ インターナショナルビューティーチャンピオン


ＦＣＩインターナショナルドッグショーで、ＢＯＢを受賞した犬に対し、ＦＣＩ “C.A.C.I.B.（キャシブカード）が付与される。
四人の異なるジャッジからキャシブカードを４枚一年以上（一枚目と三枚目の取得日付が一年以上離れている事）
獲得すると、INTチャンピオン（インターナショナル・ビューティー・チャンピオン）になれる。

※同じ年に何枚取得しても無効。

ブリードキャシブ （仮証）はＢＯＢに与えられる。
キャシブ本証として有効になるのは、生後１５ヶ月１日以上で評価エクセレント以上。
リザーブキャシブ ＢＯＢに続いて選出される次席犬に与えられる。
キャシブ本証として有効となるのはＢＯＢ犬に与えられたブリードキャシブが無効となる場合（ＢＯＢ犬がＦＣＩチャンピオンか生後１５ヶ月以下）に限る。
次席犬か過去にキャシブ本証を取得したことがあり、評価エクセレントでなければならない。
グループキャシブ グループ選出資格犬（犬種一頭の出陳犬）が、グループに入賞した場合にグループジャッジから与えられる。
キャシブ本証として有効になるのは、生後１５ヶ月１日以上で評価エクセレント以上。
ブリードキャシブ 次の交付したジャッジがグループジャッジに代わる。
1・キャシブ本証として有効である事。
2・過去に当該ブリードジャッジからキャシブ本証を取得している事。
3・グループ選出に出場している事。
4・過去に当該グループジャッジからキャシブ本証を取得していない事。





*:.｡★..｡*:.｡☆..｡ここまでくれば言うことナシ*:.｡☆..｡.(´∀`人)ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ





下記はそれ以外のドッグショーでの受賞〜☆・:.,;*



アジアウィナーズ 本部展（アジアインターナショナルドッグショー）では、ＦＣＩの規定によるアジアセクションショーとして、
ＢＯＢ以上に「アジアウィナーズ」の賞位が付与される。
ＡＫＵチャンピオン賞位 本部展ではＡＫＵの規定によるＡＫＵチャンピオンシップドッグショーとして、
ＢＩＧに「アジアチャンピオン」の賞位が付与される。
アワードオブメリット ＦＣＩ展において、チャンピオンクラスの出陳犬が多い犬種を考慮して、チャンピオンクラス及びウィナーズ・ドッグ（ウィナーズ・ビッチ）から、
ＢＯＢ選出に続いて次の定数枠内でアワードオブメリット（Ａward of Merit:AOM）を選出する。
アワードオブメリットの選出数については上限のみを定め、ＢＯＢに準ずるレベルに達していなければ選出されない。




ペディグリーアワード


ポイント制で、年間トップの各犬種の♂♀に与えられ表彰される。
ポイントはＢＯＢになる事で与えられ審査相手数（何頭の中から勝ち抜いたか）の合計。

アジア展 ＦＣＩ展

アジアＳ犬展
クラブ連合会展

ＳＴ連合会展

犬種部会展		 全犬種クラブ展

犬種群クラブ展

単犬種クラブ展
２頭以上のBOB・BD・BB １５ １２ ８ ５
１頭のBOB・BD・BB １ １ １ １

※２００６年４月以降、「グループ選出資格犬」が廃止。ＢＯＢ･ＢＤ・ＢＢ選出までに出陳犬が１頭であった場合も当該賞位の対象となる。

１ 全チャンピオンシップショーを対象とする。
２ ポイント制とし各犬種の♂♀ごとに集計を行う。
３ ポイントの対象賞位は、全犬種展・犬種群展では、ベストオブブリード（ＢＯＢ）にポイントを付与し、
単犬種展では、ベストドッグ（ＢＤ）及びベストビッチ（ＢＢ）にポイントを付与する。
４ 外国公認団体のチャンピオン及びFCIインタ−ナショナルビュティーチャンピオンはアジア展、FCI展、クラブ連合会展及び犬種部会展のみ出陳する事が出来るが、
ポイント付与の特別な扱いはしない。 （ただし、２００６年７月以降開催する全ての展覧会に「チャンピオンクラス」として出陳する事が出来る）
５ 年間ポイント数が最も多い各犬種の牡牝各1頭を表彰対象とする。（ただし２ポイント以上取得したもの）






ど、どうでしょか？分かりやすいと思うのですが(^ ^；)ゞ　　　ダメ？



































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